病み上がり面接とペイブメント

病み上がりだ。
今日は面接だった。
今まで寝込んでたため企業研究もロクにしていなかった。（いつもしていませんが。）

もうどうにでもなれ、という気分で臨んでみる。
3人の集団面接。
他の人が話しているのを聞いている振りをするものの、頭が真っ白になって何を言っているか良く分からない。
そして、自分の番に。
質問の意図とまるっきり違う返答をしている事に気付く。
ああ、終わりだ。
やっと他の人の声が耳に入るようになると、
大して自分と変わりないことに驚いたりする。
明らかに嘘言ってたり、
俺が突っ込みを入れたくなるときもある。
勿論俺のしゃべりも突込みどころ満載なんだけど。

最後の質問タイム。
まるっきり自爆行為だった。
面接官の目、鼻、口が、
グニャグニャと変化しながら
形をなしていくと
「お前バカだな、出直してこい。」
という文字が浮かび上がった。

変な欲が働くのか面接官の質問にシンプルに答えるって相当難しいと思う。
自分を良く見せようと話を長引かせた結果、
質問に答えていない時が多い。
今度は気をつけよう。

とりあえず今日の面接は酷い出来だった。
今までで一番に酷い出来だった。
もう、おとなしく今の内定先に決めようか
と本気で考えていた。
だけど家に帰ってくると、面接合格の連絡が。
何故だ？俺を晒し者にする気なんだろうか？
全員合格で次のSPIで絞るのか？
うーん。謎だ。

関係ないけど、
病み上がりの人間が
暑い日に暑そうに歩く為にはBGMは
ペイブメントが最適。
グニャグニャと骨までとろけそうになる自分を
演じる事が出来そう。