金曜日の前に。

2001年6月22日
木曜日。思い出した。

木曜日は夕方に起きて、そのまま友達と飲みに。
友達は2社から内定を貰い、1つの企業から返事を迫られているとの事でたいそう悩んでいた。
結局何もアドバイスらしいアドバイスは出来なかった。うーん。

そのあと別の友達が家に泊まりに来て、また少し飲んだ。フジロック’98のビデオを酔っ払いながら見た。東京でやったやつね。このときのフジロック行けばよかったなー、とぼんやり考える。

金曜日。

学校に行った。その日は内定先の企業に必要書類を提出しなければならなかったので、成績証明書、健康診断書、卒業見込み証明書、を貰いに学校に行った。

しかし、学生証を忘れた。これが無いと書類が手に入らない。一旦家に帰る時間はもう無い。仕方なく友達に頼みこんで、バイクで家まで乗せてもらう事に。ノーヘルだから無理だと思ってたら、友達が「おまえ顔でかいんだから、ニットキャップでも被ればヘルメットに見えるって。」などとぬかし始め、スーツにニットキャップという犯罪的な格好で後部座席に乗る。俺は顔がでかい。

嫌な予感がした。
生来ビビリ屋の俺だからかもしれない。その旨を友達に伝えると、「平気だよ、みたいな顔してれば大丈夫だって。」しかし、捕まれば減点されるのは俺じゃなく彼だ。あーどうしよう・・・・・

風は気持ちよかった・・・・・・ニットキャップが飛ぶほどに。・・・・?!友達のニットキャップは飛び、車道にフワフワと落ちた。慌てて取りに戻った頃には何台か車が通り過ぎた後だった。拾ってみるとニットキャップを貸してくれた友人の洋服ダンスには恐ろしいほどのダニがいるに違いないほどの穴が空いていた。ダニ、すげーな・・ 違う。ダニじゃない。車が踏んづけたんだ。マジで平謝りです。(ニットキャップを貸してくれた友人とバイクの運転手は別人です。)

しかも・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・捕まった。
信号待ちの時にふと後ろを向くとパトカーが。メガホンで何か言っている。惨めだった。冷静に考えれば、学校から俺のうちに行くには警察署の近くを通らなければいけないし、しかも昼間。捕まらない方がおかしい。結局俺の無理なお願いで友達は1点減点。スーツにニットキャップの出で立ちは惨めな気分を演出する最高のコスチュームだった。最低です、俺。何か奢ろう。いや、奢らせてください。


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